昨年、Xiaomiよりミドルレンジ帯スマートフォンの【Redmi Note 12 シリーズ】が中国国内で発売開始され、2023年になってからインド市場への展開が発表されました。Redmi Note シリーズと言えば、Xiaomi が【Redmi Note 9S】で日本市場への参入を果たし、【Redmi Note 9T】で日本のキャリアでの取り扱いをスタートさせた日本でも馴染みとなっているシリーズです。以降、10,11と販売も続いている為、今回の12シリーズも日本への展開が期待されている商品となります。筆者は今回【Redmi Note 12 Pro】の中国版を入手し、グローバルRomにあたる公式インドRomを本体に焼いて使用してみました。その体験を詳細にレビュー致します。
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【Redmi Note 12 Pro】は技適未取得機器です。当ブログでは技適未取得機器を用いた実験等の特例制度を申請を行ったうえで当機種を使用しています。
また、この記事で使用している機種は「中国版」に「インドRom(公式グローバルRom)」を焼いたものを使用しています。
Redmi Note 12 Pro のスペック
機種名 | Redmi Note 12 Pro |
カラー | ・ブラック ・ブルー ・ホワイト ・パープル |
ストレージ | 128GB / 256GB UFS 2.2 外部メモリ:非対応 |
メモリ | 6GB / 8GB / 12GB LPDDR4X 最大5GB RAM拡張可能 |
サイズ | 縦 :162.9mm 横 :76.0mm 厚さ:7.9mm 重量:187g |
ディスプレイ | パネルタイプ:有機EL(OLED) サイズ:6.67インチ 解像度:FHD+(2400×1080) 画面占有率:% アスペクト比:20対9 ピクセル密度:395ppi 輝度:最大900nit リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:最大240Hz 色深度:10.7億色 HDR 10+ Dolby Vision 1920Hz高調光 超極細ベゼル(2.9mm) |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 1080 |
バッテリー | 5,000mAh 充電速度:67W |
カメラ | メインカメラ(IMX766+OIS) 50MP (1/1.56インチ , f/1.88) 動画 4K@30fps/ 1080P@30/60/120fps 720P@960fps 超広角カメラ 8MP (1/4インチ , f2.2 , 119°) 動画 1080P@30 マクロカメラ 2MP フロントカメラ(IMX596) 12MP (F) 動画 1080P/720P @30fps |
生体認証 | 顔認証 側面指紋認証 |
対応バンド | デュアル物理SIM(nanoSIM×2) 周波数帯域 2G: GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 3G: HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100 4G: 1, 3, 5, 8, 19, 34, 38, 39, 40, 41 5G: 1, 3, 5, 8, 28, 38, 41, 77, 78 |
Wi-Fi | Wi-Fi6 , 2.4GHz/5GHz、802.11 a/b/g/n/ac/6 |
Bluetooth | 5.2 対応コーデック:SBC, AAC, aptX HD, LDAC |
位置情報 | GPS、BeiDou、GLONASS、GALILEO、QZSS |
センサー類 | 加速度センサ ジャイロ コンパス 近接センサー 照度センサー X軸リニアモーター IRブラスタ(赤外線) |
防水・防塵規格 | IP53 |
OS | MIUI13(Android12) |
その他 | DolbyAtmos対応デュアルスピーカー 3.5mmイヤホンジャック NFC |
Redmi Note 12 Pro は細部まで洗礼された高級感漂う本体デザイン
開封・同梱品の紹介
化粧箱については従来通り、シンプルなデザインを採用しています。
化粧箱背面には、Redmiシリーズのかわいい怪獣がプリントされています。
付属品は取扱説明書と専用のTPUカバー、SIMピン、充電器、充電ケーブルです。
充電器は67Wの急速充電に対応したものが同梱されています。
この充電器単体で2,500円くらいの値段の商品です。
本体外観の紹介
今回筆者は、パープル色の製品を購入しました。このカラーに限り特別な水玉模様テクスチャがデザインされています。
本体の下部にかけて大きくなっていく水玉模様は、一粒一粒が異なる輝き方をするため、奥行きを感じるおしゃれな背面デザインで非常に女性受けが良さそうな印象を受けます。
かわいいので透明のケースを付けて使用しています。
エッジ部はフラットなデザインとなっていて、細部も非常に綺麗に処理されています。素材はアルミの様な金属で、ラメ加工が施されている為とてもキラキラしています。
パープル色を買って正解でした。このカラバリも日本上陸してほしいです。
カメラユニットはシンプルに小さく構成されています。メイン、超広角、マクロの3眼構成で、ユニット内に「50MP」の文字があしらわれています。レンズのでっぱりは控えめな印象です。
同シリーズの無印版とPro+版も同じデザインです。シンプルで個人的に気に入っています。
インターフェースです。上部には左から3.5mmのイヤホンジャック、スピーカー、マイク穴、そしてXiaomiではおなじみのIRブラスターを備えます。
下部は左からスピーカー、充電口、マイク穴、SIMトレーがあります。
上下にスピーカーがあるので、デュアルスピーカーであることがわかります。
背面向かって左側には音量ボタンと指紋認証センサー兼電源ボタンがあり、右側面には何もありません。
保護フィルムは初期装備
ディスプレイ面には購入した当初から保護フィルムが張り付けてあります。厚めで滑らかなフィルムとなっており、初期保護フィルムとしては質の高いものが使用されていると言えます。
付属カバーはカメラユニットをしっかりと保護
中国メーカーのスマートフォンでは当たり前のこととなっていますが、本機についても専用のTPUカバーが付属されています。透明度が高く、装着しても本体デザインを損なわない設計となっています。
カメラユニット周りはレンズが露出しないようにしっかりと加工が施されています。
賛否はあると思われますが、充電口も保護できるように蓋が設けられています。
充電の度に邪魔に感じてしまいます。不要な人はカバーを別途調達するか、この蓋をはさみで切ってしまいましょう!
本体重量は約189gと標準的
本体の重量はディスプレイ面に貼っている初期保護フィルムを含めて189gでした。
付属カバーを付けて208gと、近年のスマートフォンの中では重くもなく、軽いとも言えず並み程度です。
厚み8.0mmと薄いけど少しだけ持ちにくい形状
横幅は76.0mmと、少しだけ気になるサイズ感ですがギリギリ許容できるレベルでしょう。手の小さい人にとっては片手での操作は難しいかもしれません。
本体の厚みは7.9mmと非常に薄く設計されています。iPhone13(厚み:7.65mm)と比較して差は僅かでもほとんどその差を感じませんでした。
厚みが8.0mmを下回るスマホは薄くて持ちやすい為おすすめです。
Redmi Note 12 Pro の初期アプリは少ないが初期ストレージは圧迫気味
プリインストールアプリは少なめ
公式インドRomの場合ですが、初期アプリは非常に少なく好印象。気になるアプリは「Netflix」くらいですがこちらはアンインストールすることが出来ます。
初期ストレージ容量は圧迫されている
初期状態で使用されているストレージ容量が22GBを越えている点は少し残念です。microSDカードのスロットルが無い機種の為、容量不足には要注意です。
中国版にはストレージ容量256GBの選択肢があるので、不安な人はそちらを選びましょう。高くなりますが、
Redmi Note 12 Pro は6.65インチの有機ELディスプレイを搭載
4辺全てのベゼルが狭いディスプレイ
価格の安い端末は下部ベゼルが太くなりがちですが、本機については非常に細く設計されています。また、色鮮やかで美しい有機ELディスプレイを搭載しています。
画面輝度は太陽下でも十分視認可能な最大900nit
画面の最大輝度は900nitと高めのため、太陽光の強い屋外でも十分な視認性を実現します。もちろん照度センサーを搭載しているので、自動でディスプレイ輝度を調整してくれます。
画面リフレッシュレートは120Hzに対応
近年のスマートフォンでは画面のリフレッシュレート120Hzはミドルレンジ帯の製品すらデフォルトになりつつありますが、本機についても120Hzに対応した滑らかなディスプレイを搭載しています。
Redmi Note 12 Pro は日常使いには必要十分な処理能力を備える
AnTuTuベンチマークテスト(V9)の結果
SoCに「MediaTek Dimensity 1080」を搭載しているこの端末は、AnTuTuベンチマークテストVersion9.5.6にて、通常モードで約42万点を、パフォーマンスモードで約49万点を記録します。普段使いでは必要十分な性能を通常モードでも備えているといえますが、3Dグラフィックを用いたゲームについてはパフォーマンスモードでの実行が望ましいでしょう。
機種名 | 得点 | SoC | バージョン |
Xiaomi Mi11 Ultra | 775,320 | SDM 888 | 9.3.2 |
Redmi K40 / POCO F3 | 686,792 | SDM 870 | 9.4.2 |
POCO X3 Pro | 547,118 | SDM 860 | 9.0.10 |
HONOR 50 | 515,059 | SDM 778G | 9.3.2 |
OPPO Reno5 A | 398,362 | SDM 765G | 9.4.4 |
OPPO Reno7 A | 381,145 | SDM 695 | 9.4.1 |
Blackview BV8800 | 300,343 | MT HG96 | 9.4.4 |
Redmi 10 | 209,927 | MT HG88 | 9.1.4 |
Blackview A100 | 209,132 | MT HP70 | 9.2.2 |
UMIDIGI A13 Pro | 201,896 | UN T610 | 9.3.8 |
Redmi 9T | 192,172 | SDM 662 | 9.0.4 |
UMIDIGI A11 Pro Max | 191,795 | MT HG80 | 9.2.9 |
UMIDIGI A13S | 152,958 | UN T310 | 9.3.9 |
OPPO A77 | 117,987 | MT HG35 | 9.4.4 |
UMIDIGI A11 | 108,026 | MT HG25 | 9.1.6 |
ツイッターの挙動をチェック
Twitterの動作もとても快適です。
設定でRAM容量を追加可能
android12以降では、本体ストレージをRAM容量として活用をすることができる機能が標準搭載されており、本機では最大で5GBまで拡張することが可能です。これにより最小構成のモデルにおいてもRAM容量は合計で11GBとなり、多くのアプリを動かす際や重いアプリを使用するときに非常に有効となります。
Redmi Note 12 Pro は67Wの急速充電に対応
バッテリー容量は5,000mAhで長時間駆動を実現
バッテリーテストは「PCMark for Android」にて、画面リフレッシュレート120Hz、輝度音量共に50%固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに11時間54分かかりました。つまり0%になるまで使用を続けた場合は約14時間52分かかる計算となります。バッテリー持ちに関しては特段良いわけでも悪いわけでもないようです。
機種名 | 記録時間 | バッテリー容量 |
UMIDIGI A11 Pro Max | 23時間17分 | 5,150mAh |
UMIDIGI A11 | 23時間05分 | 5,150mAh |
Blackview BL8800 | 22時間09分 | 8,380mAh |
Blackview BV8800 | 19時間16分 | 8,380mAh |
UMIDIGI A13S | 16時間15分 | 5,150mAh |
Redmi K40 / POCO F3 | 16時間10分 | 4,520mAh |
POCO X3 Pro | 16時間10分 | 5,160mAh |
UMIDIGI A13 Pro | 14時間57分 | 5,150mAh |
HONOR 50 | 13時間29分 | 4,300mAh |
Redmi 10 | 13時間04分 | 5,000mAh |
Blackview A100 | 8時間41分 | 4,680mAh |
省電力モードが標準装備
もし、長時間充電ができないような環境にいる場合は、MIUIの標準機能であるバッテリーセーバーを活用しましょう。画面のリフレッシュレートや輝度が強制的に抑えられるモードとなりますが、より長いバッテリー駆動時間を実現します。また、その逆でパフォーマンスモードもあり、これを選択することで電力消費こそ多くなりますが処理能力を高めることができます。
充電速度は67Wの急速充電に対応
バッテリー性能が特段高いわけではない本機ですが、その代わりに充電速度が速く67Wの急速充電に対応しています。公式では46分で100パーセントの充電を完了すると謳っており、しかもその充電器は製品に同梱されています。ワイヤレス充電には非対応です。
充電速度が速いので、朝の出かける準備の時間にスマートフォンを充電する習慣が身に付きました。
Redmi Note 12 Pro はドルビーアトモスに対応したスピーカーを搭載
立体音響「ドルビーアトモス」を搭載
本機のスピーカーは立体音響「ドルビーアトモス」に対応しており、全身を包み込むような音の世界を実現してくれます。音楽鑑賞や動画視聴の際でも、本体スピーカーを活用しても満足できるレベルの音を再生してくれます。
スピーカーでの音楽鑑賞は音の広がりを強く感じることができます。
幅広いBluetoothコーデックに対応
ワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンをBluetooth接続する際に音質や遅延に大きくかかわるコーデックは、幅広い種類に対応しています。音質の良いとされているLDACやaptX系のコーデックにも対応しているので、無線機での音楽鑑賞も非常に良音質で楽しむことができます。
Redmi Note 12 Pro は側面指紋認証に対応
ディスプレイは有機ELとなっていますが、画面内指紋認証には対応していません。側面にある電源ボタンに指紋認証センサーを組み込みアンロックをする仕組みとなっています。コストダウンをしている部分ではありますが、認証速度は速くストレスを感じることはないでしょう。また、顔認証によるアンロックも設定可能なので、側面認証が嫌な人は顔認証を活用するようにしましょう。顔認証の認証速度は爆速です。
有機ELディスプレイはミドルレンジ帯のスマホにも普及してきましたが、画面内指紋認証はまだハイエンドのみの特権となっているようです。
Redmi Note 12 Pro のハイエンド級の写真撮影が可能なIMX766を搭載
メインカメラ(50MP) イメージセンサー:Sony IMX766
オート撮影
メインカメラにはハイエンド級の写真撮影をすることができるでおなじみの50MPイメージセンサー「Sony IMX766」を採用。Xiaomiの画像処理技術と組み合わさり繊細かつ自然な色味の写真を撮影することができます。また、メインカメラにはOIS(光学式手ブレ補正)を搭載しているため、安定した写真撮影が可能です。メインカメラについてはハイエンドスマートフォンに引けを取らない性能を備えているといえます。
個人的な意見ですが、他社のIMX766搭載機より好みの写真が撮影できています。お気に入りです。
ズーム性能(デジタルズーム)
ズーム性能はデジタルズームの10倍まで対応しています。10倍ともなると明らかに荒っぽい写真に仕上がってしまうため、2倍より高い倍率ズーム撮影は実用的ではないようです。
夜景モード(メイン)
夜景モードに関しては、通常撮影時よりより明るく全貌の見える写真を撮影できるようになりますが、少しだけ白飛びが強く出てしまう傾向があります。夜景を撮影する際はどちらのモードでも撮影を実行して、好みの写真を選択することがよいかもしれません。
ポートレードモード
しっかりとボケを表現できているように見えますが、ストロー部分は上手に処理できなかったようです。
超広角カメラ(8MP)
オート撮影
超広角カメラについてはこの機種のコストダウンを図っている部分であり、メインカメラと比べると大きく性能が低いイメージセンサーを搭載しています。実際に撮影をしてみても、画角こそ広く撮影できますがディティールは失い、黒つぶれもしやすい傾向となります。晴れのシーンではまだましですが、逆光や曇りの日には全体的に暗くどんよりした写真に仕上がってしまいます。
夜景モード(超広角)
超広角カメラにも夜景モードが搭載されておりますが、白飛びが強く実用的な写真は撮影できませんでした。
メインカメラを主に使うようにしましょう!
マクロカメラ(2MP)
超広角カメラ同様に性能は低いです。使い買っても悪く、おまけ程度と思うようにしましょう。
Redmi Note 12 Pro の動画撮影はOISの効きが悪く...
メインカメラでは高解像度高フレームレートではOISが効かない
メインカメラで最大画質である2K30fpsで動画撮影をしてみましたが、搭載しているはずのOISが一切効いていない状態でした。また、解像度を1080pに下げ、代わりに60fpsにフレームレートを上げて同じように撮影を試みたのですが同じくOISは効かず、30fpsでやっと許容できる手振れのレベルとなりました。それでもステップノイズはあるため、本機のメインカメラの動画性能は、OIS(光学式手ブレ補正)を持ちながら残念な結果と言わざるを得ない結果となりました。
動画撮影は超広角の方が優秀である
写真性能はメインカメラに軍配が上がりましたが、動画性能は超広角カメラの方が実用的といえる結果となりました。1080p30fpsが最高の設定ではありますが、メインカメラで発生していた手振れやステップノイズは見られず良い動画を撮影することができました。端末を手に持って動画を撮影する際は超広角を使用することをお勧めします。
Redmi Note 12 Pro の対応バンド及びVoLTE状況
物理SIMカードを2枚を使用可能、マイクロSDスロットはなし
中国製スマートフォンでは一般的となりますが、2枚の物理SIMカードを入れることができる仕様となっています。また、残念ながらeSIMには非対応です。
ドコモ・ソフトバンク系の回線がおすすめ
Redmi Note 12 Pro CN版の対応バンド
2G: GSM 850 / 900 / 1800 / 1900
3G: HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100
4G: 1, 3, 5, 8, 19, 34, 38, 39, 40, 41
5G: 1, 3, 5, 8, 28, 38, 41, 77, 78
4G回線ではauのプラチナバンドに当たるバンド18(26)に非対応となるため、ドコモ系やソフトバンク系の回線を使用することが望ましいです。
VoLTE対応 ※技適はないので利用は自己責任で
VoLTEには対応している機種となるため、ahamo等のVoLTE必須の回線も問題なく使用することができます。
技適はない機種なので、SIMカードの利用は自己責任でお願いします。
Redmi Note 12 Pro は最低限の生活防水・防塵に対応
本機はIP53の防水防塵性能を持ち、雨の日に端末が少し濡れてしまっても心配する必要はありません。
Redmi Note 12 Pro はおサイフケータイに非対応(CN版)
現在(2023年2月)までに発売されている中国版とインド版に関してはおサイフケータイは非搭載となっています。しかし、【Redmi Note 11 Pro 5G】が日本展開された際は、おサイフケータイ機能(フェリカ)を搭載した形で上陸をしてきました。もし、本機も日本市場に展開されることとなれば、おサイフケータイ機能を追加されて販売される可能性は大いにあります。
Redmi Note 12 Pro の価格
現在日本での販売はなし
定価
・6GB+128GBモデル → 1699元(約3.3万円)
・8GB+128GBモデル → 1799元(約3.5万円)
・8GB+256GBモデル → 1999元(約3.9万円)
・12GB+256GBモデル → 2199元(約4.3万円)
※2023年2月18日現在の為替です。
IIJmio等での販売に期待
冒頭で述べている通り、本機種は日本への発売が大いに期待できます。その際はIIJmioなどのMVNOでの展開が予想されます。
まとめ
・高級感漂う本体デザイン
・7.9mmの薄い本体設計
・狭ベゼルで美しい有機ELディスプレイ
・67Wの急速充電対応(充電器付属)
・ハイエンド級の写真が撮れるメインカメラ
・IP53の防水防塵性能
・OISが効きにくい動画性能
・ワイヤレス充電非対応
・画面内指紋認証非対応
本機は処理速度もディスプレイも充電速度もカメラ性能も、すべてがミドルレンジスマートフォンとしては非常にレベルが高くバランスよくまとまっている機種であるといえます。もちろん部分部分で不満点はありますが、それは価格を考えたら当たり前のことで、総合してみるととても高コストパフォーマンスに優れているのではないでしょうか。日本市場での発売に期待したいところです。