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【Blackview BV8800 実機レビュー】多機能でカメラが面白い最強のタフネススマートフォン!

2022年9月9日

 2022年1月にスマートフォンメーカーのBlackview(ブラックビュー)よりミドルレンジ帯の処理能力やカメラ性能、そして暗視カメラなどの特殊機能を搭載したタフネススマートフォン【Blackview BV8800】を発売しました。また、技適に対応していて日本のアマゾンでもすでに取り扱いがあるため、海外スマホとはいえ非常に手に取りやすい製品となっています。筆者はこのタフネススマホとしては珍しく高い性能を有し、大容量のバッテリーを搭載し、キャンプギアとして活躍できる機能も豊富【Blackview BV8800】をアマゾンより入手しましたので、ここで詳細に解説したいと思います。

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田舎団子
田舎団子

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⇩発売前に投稿した記事はこちら⇩

Blackview BV8800 のスペック

機種名Blackview BV8800
カラー・メカオレンジ
・ネイビーグリーン
・コンクエストブラック
ストレージ128GB UFS2.1
SDカードスロットル有
メモリ8GB LPDDR4X
サイズ高さ:176.2mm
幅 :83.5mm
厚さ:17.7mm
重量:365g
ディスプレイ6.58インチ 液晶FHD+(2408 × 1080)
縦横比 18:8
画面占有率 85%
画面輝度 480nit
リフレッシュレート 90Hz
プロセッサMediaTek Helio G96
バッテリー8,380mAh
33W 急速充電
Type-C
リバースチャージ機能
カメラリアカメラ
メインカメラ 50MP (ISOCELL JN1)
・超広角カメラ 8MP 117°
IRナイトビジョンカメラ 20MP
・深度測定用カメラ 2MP

フロントカメラ
16MP
生体認証サイド指紋認証
顔認証
対応バンドデュアルSIM(SDカードとの排他的使用)
4G回線4キャリア対応

[2G]
Gsm: 850/900/1800/1900
[3G]
Wcdma:D1/2/4/5/6/8/19
Cdma:Bc0/bc1/bc10
[4G]
Fdd: b1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/
  19/20/25/26/28a/28b/30/66
Tdd: b34/38/39/40/41
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.2
位置情報GPS、Glonass、Beidou、Galileo
センサー気圧センサー搭載
防水規格IP68 / IP69K / MIL-STD-810H
OSDoke OS 3.0 (Android 11ベース)
その他Bluetooth 5.2
NFC
3D銅パイプ冷却システム
Blackview BV8800 スペック 引用元

Blackview BV8800 の外観はTHE・タフネススマホ

開封・同梱品の紹介

 パッケージは他社とは大きく違い、平たい正方形の化粧箱を使用しています。

 大きな化粧箱の中にはスマートフォン本体のほかに、取扱説明書と充電ケーブル、ACアダプタ、そしてSIMトレーを開けるためのプレートが同梱されています。

田舎団子
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内容物の量に対して化粧箱が大きすぎな点が気になります!

 充電器は33Wの急速充電に対応したものが付属されています。

本体外観の紹介

 本体背面の素材は堅めのゴム素材で覆われています。サイドフレームには金属が使用されていて、さらに四隅には衝撃を吸収する為の機構が施され、耐衝撃性に優れていることを視覚的にも感じることが出来ます。また全体的にビスが配置されており、外見的にもいかにもタフネススマートフォンらしい重厚感がありかっこよいデザインをしています。

 カメラユニットは背面上部中央部に。4眼構成のカメラを左右シンメトリーに配置しとても特徴的。

 上部側面はボタン等は何もありません。

 下部側面はスピーカー、蓋つきのtypeC充電口、マイク穴、そしてストラップホルダーを備えます。

田舎団子
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充電口の蓋は少し開けずらいです。防水がしっかりしている証拠なのでしょうが、少し厄介。

 背面向かって右側面は上からSIMトレー、ショートカットキー。

 背面向かって左側は音量ボタンと指紋認証兼電源ボタンがあります。

付属カバーや初期保護フィルムは無い

 もちろんタフネススマートフォンなので、多少雑に使用しても壊れないだけの耐久性を備えているので保護する必要は無い端末となります。そのためか、専用のカバーや画面保護フィルムは初期状態では付属されていません。

本体サイズ・重量は超最強クラス

 本体重量の実測値は367gと超ヘビー級。通常のスマホ2台分の重さとなっていますが、これはタフネススマホの宿命と言えます。

片手で気軽に操作はできないサイズ感

 重量だけではなく本体の厚みや横幅も非常に大きく設計されている為、片手で持って操作をするのは非常に難しいです。

田舎団子
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端末が大きいのはタフネススマホとしては一般的なことです。

Blackview BV8800 は技適に対応し日本語の選択が可能

パッケージに技適マークを確認

 国内のアマゾンで販売されているだけあって、日本の技適にしっかりと対応しています。国内でSIMカードを入れて通信を使用しても全く問題ありません。

Blackview独自のアプリが多くプリインストールされている

 この端末は初期設定の画面で日本語を選択することが出来ます。また、端末を立ち上げるとBlackview独自のゲームやツール系のアプリが初めからダウンロードされている状態でした。

田舎団子
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不要な場合はアンインストールしましょう。

初期状態では9.73GBストレージを使用中

 本体ストレージは128GBのモデルのみ販売されています。初期では10GB弱使用中となっており、実際には約110GBのみデータを保存できる状態です。

田舎団子
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残念ながらSDカードには非対応です。

Blackview BV8800 は画面のリフレッシュレートは90Hz

6.58インチの大画面にフルハイビジョン画質のディスプレイ

 タフネススマホの多くはスマートフォンの基本的なスペックを低くしがちですが、この【Blackview BV8800】はほとんどの機能が高い性能を有しています。その一つがディスプレイです。約6.6インチの大画面で高解像度のディスプレイを搭載しており、とてもきれいな映像を再生することができます。

 色も非常に鮮やかでとても見やすい画面となっています。

タフネススマホでは稀な90Hzディスプレイを搭載

 画面のリフレッシュレートは90Hzに対応しています。タフネススマホなのにWeb閲覧やSNS鑑賞の際は非常にヌルヌルな気持ちのいい操作感を体験することができます。

田舎団子
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ただし、60Hzに変更することはできません。

画面の明るさは最大480nits

 ディスプレイは液晶となっており、画面の最大輝度は480nitと屋外でよく利用するであろうタフネススマホとしては物足りない数字です。しかし、実際に太陽下で画面を見てみたところ、少し見にくいですがかろうじて操作ができる程度の明るさであることが分かります。

Blackview BV8800 は普段使いで不満の無い処理能力を備えている

AnTuTuベンチマークテスト(V9)の結果

 SoCに「MediaTek Helio G96」を搭載しているこの端末は、AnTuTuベンチマークテストVersion9.4.4にて約30万点を記録しました。この点数では、容量の多い高画質グラフィックのゲームは処理が追い付かないことがあります。しかし、lineやYouTube、TwitterなどのSNSやブラウザは全く問題なく快適に操作をすることができます

機種名得点SoCバージョン
Xiaomi Mi11778,556SDM 8889.0.5
Xiaomi Mi11 Ultra775,320SDM 8889.3.2
Redmi K40 / POCO F3686,792SDM 8709.4.2
POCO X3 Pro547,118SDM 8609.0.10
HONOR 50515,059SDM 778G9.3.2
OPPO Reno7 A381,145SDM 6959.4.1
Redmi 10209,927MT HG889.1.4
Blackview A100209,132MT HP709.2.2
UMIDIGI A13 Pro201,896UN T6109.3.8
Redmi 9T192,172SDM 6629.0.4
UMIDIGI A11 Pro Max191,795MT HG809.2.9
UMIDIGI A13S152,958UN T3109.3.9
UMIDIGI A11108,026MT HG259.1.6
ガジェチェス実測の参考記録(AnTuTuスコア)
田舎団子
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ゲームをしない私には十分な処理能力です!!

ツイッターの挙動をチェック

 前述している通り、Twitterは全く問題なく快適に操作できることがわかります。

強力な冷却性能を搭載

 また、放熱機構をしっかりと搭載している為、長時間使用していても端末が発熱しにくく、処理能力が落ちにくい設計となっています。

田舎団子
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重く大きい端末だからこそできる凄い冷却性能かもしれません!!

Blackview BV8800 のバッテリー容量は平均の約2倍

バッテリーベンチの結果

 バッテリーテストは「PCMark for Android」にて、画面リフレッシュレート90Hz、輝度音量共に50%固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに15時間25分かかりました。つまり0%になるまで使用を続けた場合は19時間16分かかる計算となります。一般的なスマートフォンの約2倍のバッテリー容量(8,380mAh)を誇るだけあり非常に長時間使用することが可能であると言える結果となりました。

機種名記録時間バッテリー容量
UMIDIGI A11 Pro Max23時間17分5,150mAh
UMIDIGI A1123時間05分5,150mAh
UMIDIGI A13S16時間15分5,150mAh
Redmi K40 / POCO F316時間10分4,520mAh
POCO X3 Pro16時間10分5,160mAh
UMIDIGI A13 Pro14時間57分5,150mAh
HONOR 5013時間29分4,300mAh
Redmi 1013時間04分5,000mAh
Blackview A1008時間41分4,680mAh
ガジェチェス実測の参考記録(バッテリー性能)
田舎団子
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電費(省電力性能)を考えると少し悪いのかもしれませんが、長時間使用出来るスマホとしてアウトドアでも活躍間違いなしです!

充電速度は33W

 33Wの急速充電に対応しています。バッテリー容量が多いので非常にありがたい仕様です。

Blackview BV8800 はシングルスピーカー

 当機種は本体下側面にのみスピーカーが存在しているシングルスピーカーとなっています。音質も良いとは言えません。音楽鑑賞はBluetoothで外部スピーカーやワイヤレスイヤホンに接続すると良いでしょう。

田舎団子
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完全防水を実現するために、スピーカー性能は少し犠牲にしているかもしれません。

Blackview BV8800 はサイド指紋認証及び顔認証に対応

 側面指紋認証と顔認証に対応しています。不満を感じない十分に速い速度で認証を完了します。残念ながら液晶ディスプレイとなる為画面内指紋認証には非対応です。

田舎団子
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濡れた手や手袋をして操作をする人は顔認証を使用しましょう!

Blackview BV8800 は写真性能にも拘った世界初のタフネススマホ

メインカメラ ISOCELL JN1(50MP)

通常撮影モード

ズーム性能

2倍デジタルズーム
4倍デジタルズーム

暗所撮影

暗所撮影 通常モード
暗所撮影 ナイトモード

 メインレンズには50MPのSamsung製イメージセンサー(JN1)を搭載しています。撮影した写真を見ると、木々や稲穂のディティールはしっかりと捉え、HDRも良く効いており、色の再現性も良好です。また、暗所での撮影はナイトモードを使うことではっきりとした見やすい写真を撮影することが出来ました。ズーム性能に弱さを感じましたが、今までのBlackviewの端末の中では非常に良いメインカメラの性能を備えていると言えます。

ポートレートモード

 ポートレートモードは被写体と背景の境目がはっきりと認識できず、実用的ではないようです。

ポートレートカラー

 ポートレートカラーとはBlackviewの端末に搭載されている独自の技術で、ピントの合っていない部分を白黒に写すモードです。こちらもポートレートモードと同様で境目が不自然となってしまいました。

田舎団子
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上手に撮影できれば非常に面白い機能です!

水中撮影モード

 今回は荒天の後で濁った川での撮影となってしまいましたが、非常に鮮明な写真を水中でも撮影することが出来ました。

田舎団子
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水中撮影はめちゃくちゃ面白かったです!

超広角カメラ(8MP)

通常撮影モード

暗所撮影

暗所撮影 通常モード
暗所撮影 ナイトモード

 超広角カメラは画角は広く撮影できますが、メインカメラと比べて解像度の低いイメージセンサーを搭載しています。その為か、木々や稲といった細かい被写体のディティールはつぶれてしまう傾向に。また、影や暗所も黒つぶれしやすく、メインカメラと比べると少し使いにくい性能となっています。

IRナイトビジョンカメラ(20MP)

 この【Blackview BV8800】の目玉機能の一つであるナイトビジョンカメラは、赤外線を使用して一定の距離であれば光源の全くない暗闇でも写真や映像を撮影することが出来る機能となっています。

田舎団子
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アウトドアでの活躍がイメージできます!

Blackview BV8800 は動画性能も良好

 メインカメラでは最高2K画質で動画を撮影することが出来ますが、どの画質設定にしてもフレームレートは最大30fpsのみとなります。基本的にはメインカメラでも超広角カメラでもとてもきれいな動画を撮影できますが、超広角カメラでは手振れ補正が弱く歩きながらの撮影には向かない傾向にあります。

Blackview BV8800 は4キャリア全ての4Gバンドに対応

 【Blackview BV8800】日本の全てのキャリアの4Gプラチナバンド帯に対応しています。

【Blackview BV8800】の対応バンド

[4G]
Fdd: b1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 /
  19 / 20 / 25 / 26 / 28a / 28b / 30 / 66
Tdd: b34/38/39/40/41
[3G]
Wcdma: D1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
Cdma: Bc0 / bc1 / bc10
[2G]
Gsm: 850 / 900 / 1800 / 1900

5G通信には非対応

 搭載しているSoC「MediaTek Helio G96」は残念ながら5G通信には対応していません。もし、5G通信が必要な場合は【BL8800シリーズ】がおすすめです。

 ⇩詳しくはこちら⇩

物理SIMを2枚入れることができるデュアルSIMをサポート

 キャリアで取り扱っていないスマートフォンでは一般的ですが、SIMカードを2枚まで入れられるようになっており、2つの番号をこの1端末で利用することが出来ます。一つは通話専用、もう一つはデータ通信専用とするなどして、工夫次第ではとても安く運用することが出来ます。

田舎団子
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SIMトレーの抜き挿しは防水性の担保の為か、ピンを使用しない設計になっています。

VoLTEに対応

 最初からVoLTEは解放されており、SIMカードを挿してアクセスポイントを設定するだけで高音質な通話を使用することが出来ます。

Blackview BV8800 は最強の耐衝撃性防水防塵性能を備える

 耐衝撃性能を測るMIL規格については2019年に発行されたばかりの最新規格の「MIL-STD-810H」に対応をしています。MIL規格とは「落下」「粉塵/砂塵」「高度」「湿度」「高温」「低温」「温度変化」「振動」「衝撃」etc...それぞれの耐久試験をクリアした製品に与えられる規格で、【Blackview BV8800】は他のタフネススマートフォンより高いレベルの試験をクリアした、耐久性能のとても高い端末となります。

田舎団子
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ちょっとやそっとでは壊れません。

Blackview BV8800 はキャンプギアとして活躍

カスタムキーを搭載

 端末の左側面に自由に機能を割り振ることが出来るカスタムキーを搭載しています。クリック・ダブルクリック・長押しと3種類の機能を設定でき、懐中電灯やカメラなど好きなようにカスタマイズすることで、手袋をした状態や濡れた手でも簡単に操作をすることが出来るようになります。

アウトドアで活躍するツールが豊富

 初期アプリの中に「ToolBag」という、開くとアウトドア等で活躍するであろう機能が一画面にまとめられているアプリが存在します。機能一覧は下記の通りです。

・Compass ⇒ コンパス
・SoundMeter ⇒ 騒音計
・Pic Hanging ⇒ 水平器(カメラ)
・Gradienter ⇒ 水平器(2軸)
・HeightMeasure ⇒ 測量器
・Magnifier ⇒ 虫眼鏡
・Warning ⇒ SOS信号発信機
・Plumb Bob ⇒ 鉛直
・Protractor ⇒ 分度器
・Barometer ⇒ 気圧計
・Flashlight ⇒ 懐中電灯
・StepCount ⇒ 万歩計

Blackview BV8800 は2色の通知ランプを搭載

 ディスプレイ上部にLED通知ランプが存在し、充電中は赤、通知がある状態のときは青に点滅します。

Blackview BV8800 はDoke OS3.0を搭載

 この端末は「Doke OS3.0」はAndroid12をベースにした、ユーザーの利便性を手助けしてくれる機能の豊富なOSを搭載しています。

Blackview BV8800 の価格

アマゾン定価
⇒ 39,900円

アリエクスプレス
⇒ 39,263円

※2022年9月9日現在の価格です。

まとめ

技適マーク認証済み
8GB/128GBの必要十分なROM/RAM容量
リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
AnTuTu30万点超の処理性能
写真・動画性能の良いメインカメラ
ナイトビジョン・水中カメラ等ユニークなカメラ機能
幅広いバンド帯に対応
最強のタフネス性能
便利なカスタムキーを搭載
アウトドアに便利なツールが豊富

充電口の邪魔な蓋
重くてでかい本体
5G通信非対応

 今回、筆者は初めてタフネススマホを触りましたがこの【Blackview BV8800】はとても良いスマートフォンで感動しました。上記のデメリットとして挙げた点も、タフネススマートフォンである以上当たり前の点であり、「不満な点は無い!」と断言できるくらい満足してしまいました。ミドルレンジ帯のスマートフォンとして考えたとしても安く多機能でカメラ性能も良い上に最強のタフネス性能を備えているので、タフネススマートフォンを検討している人に本当におすすめしたい商品です。

  • この記事を書いた人

田舎団子(イナカダンシ)

新潟県田舎在中のアマチュアガジェットレビュアー。 興味のあるガジェット等の情報発信をします。

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