こんにちは、田舎団子です。
Xiaomiから2021年最新フラッグシップ端末「Mi 11」が、今年1月に中国モデル、そして2月にはグローバルモデルがすでに発売されている。今更ではあるが、グローバルモデルについてのスペックや特徴について簡単にまとめてみた。
Twitterでも情報発信をしています。ぜひフォローをお願いします。
外観レビューはこちら⇩
実機レビューはこちら⇩
メモリ / ストレージ
メモリ | 8GB / LPDDR5 RAM |
ストレージ | 128GB or 256GB / UFS3.1 |
メモリ・ストレージ共に現在スマホにおける最強規格となっている。
寸法
高さ | 164.3 mm |
幅 | 74.6 mm |
厚さ | 8.06 mm |
重量 | 196 g |
画面サイズを考えたら軽量な設計となっていると言える。端末の厚みは抑えられていて持ちやすいサイズ感である。
ディスプレイ
サイズ | 6.81 インチ / 有機EL |
解像度 | 1440 × 3200(2K、WQHD) |
画像密度 | 515 ppi |
最大輝度 | 1500 nit |
リフレッシュレート | 120 Hz |
タッチサンプリングレート | 480 Hz |
使用ガラス | Gorrila®GlassVictus™ |
ディスプレイもほぼ最強の仕様と言っても過言ではない。Mi 11はディスプレイ評価機関「DisplayMate」からはA+と最高の評価を受けている。また、画素密度は300 ppiを超えればそれ以上人間は認識できないらしく515 ppiもあるMi 11は申し分なし。そして、輝度も高く屋外での視認性も問題なし。その他の特徴としては高級感のあるクワッドカーブエッジを採用したこと。しかし、上下がカーブエッジになったところで持ちやすくなるわけではなくメリットは見た目が良くなるだけ。むしろフィルムが貼りづらくなり部品単価が上がる。そして画面はGorrila®GlassVictus™を採用。先代のゴリラガラス6より2倍壊れにくく、2メートルの高さからの落下も耐えるとのこと。
システム
SoC | Qualcomm®Snapdragon™888 |
OS | Android 11 / MIUI 12 |
処理性能も現在最新のスナップドラゴン888を搭載し最強である。AntutuベンチマークスコアについてはXiaomi自身は74万点オーバーを公表しているが、実測で70万点前後といったところ。ちなみにAntutu公式が発表した2月迄の機種におけるランキングでiQOO7に次いで2位であった。
そしてOSはAndroid11ベースのMIUI12。
バッテリー性能
バッテリー容量 | 4600mAh |
充電規格 | 55W有線充電 50W無線充電 10Wリバース無線給電 |
容量は多くもなく少なくもなく。解像度やリフレッシュレートを考えると毎日充電が必要になると思われる。充電速度についてはiQOO7等の120Wに比べたら遅いが、55Wあれば十分な速度と言える。ちなみに俺は寝ている間に7.5Wの充電で間に合うから、こんなところに注力しなくて良いと思っている。
カメラ性能
メイン | 108MP 1/1.33インチ f/1.85 |
超広角 | 13MP 123°ウルトラワイド f/2.4 |
マクロ | 5MP 3〜10cm迄 f/2.4 |
インカメラ | 20MP f/2.2 (パンチホール) |
メインカメラには1/1.33インチの大型センサーを搭載しており、暗所でも高い撮影性能を発揮する。また、動画撮影においても様々なモードが用意されていてシーンに合わせ使い分けることができる。もちろん光学手ブレ補正に対応。スマホのカメラ性能を評価する機関の「DXOMARK」ではまだMi 11の点数は発表されていないが、おそらく上位に入ってくると予想される。ただ個人的には超広角にもう一つ力を入れてほしかったことと、望遠レンズが欲しかったところである。
セキュリティ
画面内指紋センサー |
フェイスアンロック |
Google Mobile Service対応 |
グローバル版はGMS対応している。
ネットワーク
SIM | デュアルSIM |
バンド | ソフトバンクのみ必須バンド対応 |
その他 | Bluetooth 5.2 / Wi-Fi 6 |
グローバル版はソフトバンクのみ必須バンド対応。中国版は4キャリアフル対応している。ちなみにXiaomiは前モデルであるMi 10の時も、中国版はデュアルSIMなのに対しグローバル版ではシングルSIMにしたり改悪を施していた。その上でグローバル版は価格を高く設定しているので中国国外のユーザーにとっては残念な今回も内容であった。
スピーカー
デュアルスピーカー |
ハイレゾ対応 |
イヤホンジャック無し |
SOUND BY HarmanKardon |
harmankardon との共同開発のステレオスピーカー搭載。今回は音にもこだわっていることがわかる。そしてロゴが実にかっこいい。
価格
2021年3月現在のアリエクスプレスでの価格は、128GBのモデルで約8.2万円、256GBのモデルで8.7万円となっている。ちなみに中国版のモデルはもっと安く、ジンドンという中国ECサイトで256GBのモデルでも約7.2万円で購入することができる。


まとめ
Xiaomi Mi 11 は2021年最初のフラッグシップ端末にふさわしい最高の仕上がりとなった。しかし、グローバル版は値段が高く、バンドも削られてしまっている為、中国版をRom焼きすることが一番良い購入の方法かもしれない。また今後、PROモデルやULTRAもでるが出ると予想されるので忘れずにチェックしていきたい。