先日にイヤホン専用メーカー「SOUNDPEATS(サウンドピーツ)」から4月22日に発売したANC搭載小型高コスパTWS【SOUNDPEATS Mini Pro】についてレビューをしましたが、同メーカーより新たなTWSとなる【SOUNDPEATS Free2 Classic】が4月27日に発売開始となりました。筆者は約4,000円ちょっとで購入することが出来る価格設定でとても魅力的な製品と感じたので発売日に入手しました。
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【SOUNDPEATS Free2 Classic】スペック
機種名 | SOUNDPEATS Free2 Classic |
色 | ブラック |
寸法・重量 | イヤホン重量 :4.06g(片側) ケースサイズ :63.1×27.1×44.3 mm ケース重量 :37.86g(イヤホン含む) |
チップセット | ー |
ドライバーサイズ | 6mmダイナミックドライバー オセルロース製の振動板採用 |
対応コーデック | AAC SBC |
Bluetoothバージョン | BT5.1 有効範囲10m |
バッテリー | 最大再生時間:約8時間 ケース併用で約30時間 |
充電仕様 | イヤホン:43mAh 充電ケース:350mA 5V1A 充電ポート:USB Type C |
アクティブノイズキャンセリング | 無し |
防水規格 | IPX8(イヤホンのみ) |
その他 | タッチコントロール 12か月保証 技適マーク取得済み |
パッケージから本体までSOUNDPEATSならではの完成されたデザイン
開封~パッケージの紹介
パッケージは前回紹介した【SOUNDPEATS Mini Pro】同様で製品を耳に付けた女性のイラストが全面的にプリントされています。
パッケージ側面には各種認証マークの記載があります。この商品は技適マークがあります。
内容物の紹介
内容物はイヤホン本体と充電用のtypeCケーブル、サイズ違いのイヤーピース2種類、そして日本語表記のある取扱説明書です。
本体外観の紹介
充電ケースの表面にはレザー調の加工が施されています。ずっと触っていたいと思えるような優しい手触りの質感です。
まず、おしゃれです!
背面にはメーカーロゴと充電ポートがあります。
側面はプラスチック素材の帯がケース一周にまかれているデザインになっています。
充電ケースの内側は明らかにプラスティック素材でできているのが明確に分かるため、少しチープさを感じてしまいました。
内側は普段見えないからこれで良し。
イヤホン本体には【SOUNDPEATS Mini Pro】同様に大きくメーカーロゴマークが印字されていて特徴的なデザインになっています。側面にはマイクが搭載されており、金属メッシュのマイクカバーが取り付けられているのが分かります。
後述している防水防塵性能のための仕組みです!
イヤホン+充電ケースの重量はライト級
イヤホン本体の重さは片方4gです。非常に軽いです。
充電ケースを含めても約38.5gととても軽量に作られています。
バイオセルロース振動板採用6mmダイナミックドライバー搭載
公式曰く、植物由来の繊維から生み出される「バイオセルロース」を利用した振動板により、音質感が自然で透明感がある立体サウンドを奏でるとのこと。実際に聞いてみると低音域が強めないわゆるドンシャリ系ではあるものの、ボーカルの声も聞きやすく低価格帯のTWSとしてはまずまずの音質と感じました。もちろん、aptXに対応し10mmのダイナミックドライバーを搭載している【SOUNDPEATS Mini Pro】と比べると音の解像度は低く差は感じてしまいましたが、十分聞けるレベルにはあります。
音の立体感や深みをより感じたいならMini Proを購入することをお勧めします。
対応コーデックは AAC/SBC のみ
次世代のコーデックであるaptX系には対応していません。しかしAACやSBC接続であっても大きく気になるような遅延や音質の低下は感じませんでした。
IPX8の防水防塵機能に対応
このイヤホンの一番の特徴がIPX8の防水防塵性能に対応しているということです。汗をかくランニングや雨の日の屋外での運動においても壊れる心配はありません。
※充電ケースは防水性能はありませんので要注意です。
IPX8:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
ランニング等でイヤホンが耳から落ちてしまうという方は、イヤーピースを変えることをお勧めします。以下は筆者が愛用しているイヤーピースです。体温で温まることで耳の形状に合わせて変形するので誰の耳にでもフィットするのでおすすめです。
イヤホン単体で約8時間の長時間使用が可能
イヤホン単体で約8時間の音楽の連続再生が可能で、音楽を聴いているうちに充電が切れることほぼありません。もちろんANC(アクティブノイズキャンセリング)が無い影響もありますが、充電を一切気にせず使用出来ることは利用者にとってありがたい事です。
その他の付加価値は少なめ
ワイヤレス充電、デュアルデバイス同時接続、インイヤー検出には対応していません。
あればうれしかったですが、価格から考えると妥当なのでしょう。
タッチセンサー搭載でイヤホン使用中の操作が可能
電源オン/オフ | 1.5秒タッチ/10秒タッチ ※充電ケースから取り出す/戻す でも可 |
音楽再生/一時停止 | 2回タッチ |
電話を受ける/切る | 2回タッチ |
着信拒否 | 2秒タッチ |
次の曲/前の曲 | 左側を1.5秒タッチ/右側を1.5秒タッチ |
もちろん、イヤホンにタッチセンサーがあり、タッチによる操作が可能となっています。なお、この操作はカスタマイズすることが出来ません。
専用アプリは現在未対応
SOUNDPEATSには専用アプリが存在し、イコライザやソフトウェアアップデートができるようですが、この【SOUNDPEATS Free2 Classic】については非対応のようです。今後の対応に期待します。
SOUNDPEATS
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専用アプリが弱いことがSOUNDPEATSの大きな欠点です。
【SOUNDPEATS Mini Pro】に引けを取らないサイズ感・重量
小ささが売りの【SOUNDPEATS Mini Pro】とのサイズの違いや重量の差はほぼなく、この【SOUNDPEATS Free2 Classic】についても非常に小型のTWSであることが言えます。ポケットに入れて気軽に持ち運べるサイズ感なので携帯性が良くカバンの中を圧迫しません。
⇩SOUNDPEATS Mini Pro のレビューはこちら⇩
楽天市場やYahooショッピングで4,280円で購入可能
楽天市場定価 ⇒ 4,280円
Yahooショッピング ⇒ 4,280円
メーカー保証が12か月ついているのは本当にありがたいです。
まとめ
充電ケースがレザー調でかっこいい
充電ケース込みの重量が軽い
IPX8防水規格対応
イヤホン単体で約8時間の連続再生が可能
コンパクトで携帯性が良い
定価4,280円と安い
対応コーデックがAAC/SBCのみ
ワイヤレス充電非対応
デュアルデバイス同時接続非対応
インイヤー検出非対応
専用アプリ非対応
タッチ操作カスタマイズ不可能
【SOUNDPEATS Free2 Classic】の“悪い点”とめてみましたが、全ては価格が4,280円と安価であると考えたら許容できる内容で、ある程度の音質で音楽を長時間楽しめる非常に良いTWSとなっています。また、IPX8に準拠した防水防塵規格に対応しているTWSは他にはなかなかないので、汗をかくランニング等に向いていると言えます。とはいえ、SOUNDPEATSは安価な製品ラインナップが豊富なので、わずか数千円を上乗せすればより上位のTWSが手に入ってしまいます。この【SOUNDPEATS Free2 Classic】はTWSに求める条件が上記の“良い点”に当てはまる人が購入するべきであると思います。
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