筆者はOPPO Find Nというフォルダブル端末を今年購入して現在愛用しています。しかし、悩みが2点あります。それは、①「端末の全長が短くて縦置きの無線充電器で充電できない」②「運転中に大画面で動画を見たいが普通のスマホホルダーだと入らない」です。そこでこの2点を解決すべく、iPhoneでおなじみのMagSafeシステムをフォルダブル端末に導入してみようと試みました。
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利用したアイテムの紹介
OPPO Find N
最近VoLTEを失ったで知られるコイツが検証対象です。重量は275gあります。端末の全長が短く、アンカー製の縦置き充電スタンドでは無線充電は反応しませんでした。
②マグネットリング 『ESR HaloLock ユニバーサルリング』
端末をMagSafe化させるためのアイテムです。スマホの無線充電レシーバーの位置に合わせて取付けることで、Android端末でもMagSafe充電器で充電が可能になります。
この製品は黒とシルバーの2種類のリングと取付用ガイドが付属されています。ガイドはiPhone用なのでそれ以外の端末は自分で位置決めをして取り付けます。
重量は2gのみ。厚みも全くありません。
この手の商品は他にも無数にありますが、ESRはスマホアクセサリーで有名なメーカーであったので今回これを選びました。他の商品でも良いですが、
① MagSafe充電器との吸着性
② 粘着テープの耐熱性
③ 充電時の発熱の有無
④ バリ処理の有無
以上4点を注意して商品選びをすることが重要だと思います。
車載用MagSafeスマホホルダー『DMNGUP ワイヤレス充電器 車載ホルダー』
車用のMagSafe用ホルダーはこちらを購入しました。充電速度に拘りが特になかったので、吸着性と価格を優先して選びました。こちらはエアコンの吹き出し口に取り付けるタイプです。
取付部もホルダー部もとても小型で気に入っています。ホルダー部はゴム素材の為、iPhoneを裸で取り付けても本体に傷はつかないように出来ています。
ホルダー部の根元は360度可動する為、端末を取り付けた後でも向きを自在に調整することが出来ます。
マグネットリングの取り付け方法
マグネットリングに最初から付いてる両面テープで貼り付けます。前述もしていますが、端末の無線充電レシーバーの位置に合わせて取付けなければ充電ができない為、事前に位置を調査してから貼り付けましょう。
私はYouTubeで分解動画を見て取付位置を見極めました。また、実際にMagSafe充電器を当てて調べても良いかもしれません。
バリ処理が甘いマグネットリングだと手触りが悪くなるようですが、この商品は問題ありません。厚みも重量もないので普通に端末を手に持っても気になることもありません。
ホルダーを装着してみたのですが、吸着力はとても強く感じました。しかし、支持部が端末の中央にないため実際に車で使用した際の走行時の揺れ等に耐えられるかはこの時点では分かりませんでした。
車載ホルダーの取り付け方法
今回取付ける箇所はエアコンの吹き出し口です。
ホルダーを取付けたてみました。吹き出し口に差し込みながら下で支える構造になっている為、安定感はあります。
もちろん無線充電に対応しているので、USBtypeC端子を差し込むことで取り付けた端末を充電することが出来ます。
フォルダブル端末を取り付けてみた
これらの商品はおそらく主にiPhoneを取り付けることを想定して設計されている為、スマホより重いフォルダブル端末を取り付けることが出来るか不安でしたが、問題なく使用することが出来ました。マグネットリングを貼っている位置が中心からずれていることもまったく影響ありません。
実際に車を走行させてみましたが、路面の凹凸や雪道による揺れや高速道路の走行でも端末が落ちることは一切ありませんでした。
充電も問題なく出来ています。
これで走行中に大画面で動画鑑賞をすることができます!
家ではMagSafe充電器で充電も出来るようになり、縦型充電器で充電できない問題も解決しました。
家での充電は縦型無線充電器からMagSafeに変更しました!
価格
今回はなるべく安くを目指しましたので、計2,000円ちょっとで商品を揃えてみました。マグネットリングや車載ホルダーは他にも多くの種類があります。デザインや充電速度を重視する場合はもう少し高い価格の商品を選ぶ必要があります。
まとめ
冒頭でも話しましたが、今回はOPPO Find Nの ①「端末の全長が短くて縦置きの無線充電器で充電できない」②「運転中に大画面で動画を見たいが普通のスマホホルダーだと入らない」という悩みを解消するためにMagSafe化を試みて、非常に上手くいったので記事にしました。フォルダブルに限らずスマートフォンでも同じようにMagSafe化をすることが出来るので、気になる人はぜひ導入をしましょう。